2014年2月12日水曜日

死んだMD死なないCD

物を買うときに何を求めて買うのだろうか?つまりはそういうことかも知れない。

時計を買うときに何を考えて購入するか、正確な時計ならば日本の腕時計でも実用に耐える。
それも比較的安価で。

じゃあなぜ何十万もする時計があるのかそれはステータスの為である。

そんな訳でなぜMDは死にCDはまだ生きているのか?

逆を考えれば良いのである
MDが死んだ理由は非常に単純。
なぜ生まれたか?
MDはCDよりもコンパクトで取り回しが良いシェル型の記録媒体として生まれたから。
又入力は大変だけれども、文字データを入力することができたため。

がしかし存在意義が危うくなったのはmp3プレーヤーの台頭である。

音楽を外に持ち運ぶにはどうすれば良いか?
一番重要なのは持ち運ぶ人は音楽のデータがほしいわけである。
小さければ小さいほど好ましい。

そんなときにCDからMDへとなるがmp3を再生できるプレーヤー、データ元はSDカードとなってしまったらMDの立ち位置がなくなってしまう。

ではCDはなぜ無くならないの?

2014年2月現在非常に怪しい立ち位置にいることは間違いない。
世の中にブランクCDをほしい人はまずいない、たぶんほしい人はつるす人出あろう。

CD自体をほしい訳でなく、CDの中にあるデータがほしいのである。
データさえ手に入れたいのだから別にCDで無くともDLできればそれでいい。

が今現在でDL販売している音楽データの多くはWAVデータなどのデータではなく圧縮された状態である。
これから変わって行くだろうがハイエンドのオーディオでは未だにCDが主流となっている。
SACDなどもあるがあまり普及はしていない。


バックアップにしても単体の単価としてもちょうど良い感じの容量とちょうど良い感じの普及率となどが合わさって配布様などCDが無くなるような気配はない。

データ配布にCDを使うことは未だに多くまたUSBメモリと異なり一つ当りの単価も非常に安い。
セキュリティ的にも導入しなければならないソフトウェアも無ければ非常に簡単に多くのもので読み込める。
適切な物であればパソコンでなくてもゲーム機でプレーヤーで再生できる。

CDが支持されるのはそのたぐいまれなちょうど良い存在感である。

CDが支持されているのはCDだからではなくその多くの人がほしがるそのちょうど良い塩梅さである。


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