2014年3月5日水曜日

SDカードを購入したので以前もっていたのとともにレビュー、SLC?MLC? TLC?の調べ方。

タイトルのまま、そんな感じでレビュー。

【Amazon.co.jp限定】SanDisk Extreme SDHC SDHCカード UHS-1 Class10 16GB (無期限保証)[国内正規品] SDSDX-016G-JAZ 

SANDISK フラッシュカード SDSDX-008G-X46 並行輸入品

のレビュー。
SLC?MLC? TLC?かどうかについて。



でもって、SDカードの話。

半導体の話はつまらないけれどもちょっとばかし。

多くの半導体に詳しい人はCPUやGPUのプロセスルールが小さくなるのにはポジティブなイメージがあるでしょう。

そりゃそうだ。
CPUやGPUは要はそれ自体が小さくなれば、本当に有利。

発熱でも、消費電力でも。
だけれども、SDカードの場合は別で、むしろこいつらは残念になっていく。

具体的にはどんどんショボくなっていくと書いたほうが正確かもしれない。

なんで?

ここで原理等書くと済まなくなるので簡単に。

SDカード等は本当に奇っ怪なもので、具体的なもの普通の生活をしている人ではをイメージできない、量子力学の範疇に片足、もしくは両足突っ込んだ状態で設計しをしている。

でそんななかで電荷の保持によって0と1を記録するのだけれども、容量を増やすのになかなかうまく行かない。

簡単に倍々にできないし、製造をしなければいけないと思っている。
そんな中でセル一つの塊のなか、電荷がある又は無い、の中でその中間に意味をもたせた。

0と1の間に、元々の01を00と11にして01と10を間に打ち込んだせいで大容量化に成功した。最近ではこれに更に拡張しているけれども。

でこれにプロセスルールも加担して、SDカードや半導体記録媒体は最新のよりも少し前くらいのほうが性能がいいのがザラになってしまっている。

具体的にはかなりの昔に打ち上げた人工衛星とかの半導体部品、宇宙線に晒されていても線が太いから、動作が思ったよりも行えるそうな。

話はココまで。


消えても良いデータもあるけれども、実際消えたらやっぱり困ることも多い。
復旧しなければいけないこともあるから。
でこういったものは本当に消えると困る。
消えたら困るものも多い、デジタルカメラやゲームのセーブデータの保存。
私の使い方ではファイルの受け渡しや、一時的に保存するUSBメモリはそこには入らないけれど。

そんな訳で高品質なSDカードがほしい訳で。

チェックも兼ねてSDカードをレビュー

これ
【Amazon.co.jp限定】SanDisk Extreme SDHC SDHCカード UHS-1 Class10 16GB (無期限保証)[国内正規品] SDSDX-016G-JAZ
2014/2/25購入 2300円

これ
SANDISK フラッシュカード SDSDX-008G-X46 並行輸入品
2012/5/19購入1080円

測定には
iBUFFALO 高速カードリーダー/ライター USB3.0 TurboPC EXモデル ブラック BSCR15TU3BK
を使いました。

なお
カードリーダ付属のソフトウェアは性能に影響与えるため使用しませんでした。

SDカードの購入理由は
上部の16GBの方はデジタルカメラの方に。
下の方の方は3DSの方に。
どちらもあんまり消えてほしくないデータのため、ある程度いい物を使いたいため、このSDカードで。

東芝のはちょっと立ち位置がよくわからない。

それでもって、もう一つの問題はこれが SLCかMLCかTLCかどうか。

そんな訳で新しい方の16GB(SDSDX-016G-JAZ )の方は



フォーマットで違いは現れない、実際に運用するときは確定でFAT32なので問題ない。

でもって古い方、SDSDX-008G-X46の方は実際に未使用では無く、使って居てデータあまり良い物ではないけれども。
8GBのSDカードの方のデータは


となりました。

でもってこのデータをどう処理して良いのかよくわからない。


昔は4kライトが
SLCは0.1MB/sほど。
MLCでは0.05MB/sほど
となっているけれども、なんだか怪しい、データがあまりにも良すぎる。

別のSDカード、東芝の白芝ではランダム512Kのライトが6~7MB/s出ていればたぶんSLC版の可能性が濃厚
MLCの場合ではランダム512Kのライトが2~3MB/sしか出ないとのこと。

ただ別のカードの話だけれども、もしこれがSLCならばもう少しランダム512Kの値が良いように思えて仕方ない。


事前情報としてサンディスクのエクストリームプロ(通称駅プロ)はSLCらしい。

でもう一つの調べる方法としてはで代替セルを使う方法

SDカードを入れた際の代替セルの量がSLC,MLC,TLCがそれぞれ違うからそれで判別する方法。
SDカードのセルが壊れやすくなる為より多くのセルを余分に確保しなければならないという物。

つまりは16GBのSDカードならばより16GBに近い方が良いわけですな。





でその結果がこちら。

 16GBの方では実質容量は14.8GBほど.

信用をされては困るけれども代替セルが16GBで

実容量14.4GB→TLC
実容量14.9GB→MLC
実容量15.4GB→SLC

代替大体だけれども。

で、もう一つの方も7.39GB*2で14.78GBとなってTLCかMLに近いかで言えばMLCに近いと思われる同様の結果になりました。

ただこれはベンダーによってで、あんまり良くないメーカーだと使えない方法らしい。
あくまで参考程度に。

でもってSDカードの結論は?

色々なデータを多面的にみると4kライトの方のスコアでは両方のスコアが0.1MB/s以上のスコアを出していて、性能的にはSLCほど。
しかし内部のコントローラの代替セルの容量から見るとMLCを前提としている。
またランダム512Kの性能があまり良くないのはMLCを採用しているという裏付けにもなる。
そのため本SDカードは両方ともMLCチップであると推測される。


総括


色々なSDカードがMLCTLCになっていく中、サンディスクのSDカードはちょっと割高だけれども、それ以上の信頼や性能があってむしろ割安。

最近ではMLCでも貴重になっていくため、こういったしっかりとした製品は助かる。
ただメーカーも製品にSLCかMLCかTLCなのかを事前に表記してくれればこんな苦労をせずにすむのになと思う。



補足
16GB(SDSDX-016G-JAZ)のデータをテキストで参考までに。

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CrystalDiskMark 3.0.2 x64 (C) 2007-2013 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read :    46.639 MB/s
Sequential Write :    42.430 MB/s
Random Read 512KB :    41.887 MB/s
Random Write 512KB :     1.668 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) :     4.311 MB/s [  1052.5 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) :     1.371 MB/s [   334.8 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) :     3.744 MB/s [   914.1 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) :     0.463 MB/s [   113.0 IOPS]

  Test : 1000 MB [G: 0.0% (0.0/14.8 GB)] (x5)
  Date : 2014/02/26 20:17:38
    OS : Windows 7 Ultimate Edition SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
    exFTA_2

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色々理由をつけるのは簡単だけれども色々理由があったりめんどくさかったりしたせいで長らく(数年単位)で更新しなかったけれども、今年度から悔い改めて更新刷るようにします。 いや、ほんと。 もう今日は4月の1日じゃ無いよ。2日だよ