2014年2月23日日曜日

EPWINGを使って辞書ファイルを入れて超ローカル超検索体制を作る。ウィキペディアをオフラインで!!

何かを調べ物をするときに多いのがインターネットを利用して検索をするといった方法。
今ではインターネットが常時接続状態になっているおかげで、パソコン=インターネットといった認識の人もいるほど。

がしかし、だけれどもだよ。
ローカルで調べられて困る事はまず無い。

良くあるのが、この字はこれであって居たっけ?というとき。

たとえば 大阪 大坂。 松坂牛 松阪牛。 などです。

これはインターネットで検索すれば簡単にわかるけれども、人によっては検索しなくてもいい環境をつくれる。

松阪で入力をして確定をせずに辞書データを見る方法。
ATOKの環境で辞書ファイルを入れる必要があるけれども、こういったリアルタイム性がいらない様な検索結果は非常に便利。
ATOKで追加の辞書ファイルを入れる方法で実現している。

魑魅魍魎などは読めるけれども、書けない。でも字を拡大して表示させるとわかって便利。

これもインターネットを使わないで検索する方法の一つ。

そういった訳ででオンラインじゃなくても、調べられる環境を作りたいと思う。



そんな訳でパソコンをいわゆる電子辞書化する方法。
いわゆる、ローカルでパソコン内に辞書データを入れる方法。
又ウィキペディアのデータをどんな感じで保存すれば良いのかの方法。

これで何時タイムスリップしても大丈夫。
洞窟を越えるのも怖くない。


まずどういった方法をとるのかについて。

タイトルにもあるけれども、基本的にはEPWING(イーピーウィング)といった物がございまして、電子辞書の標準形式のファイルがございます。

これを利用していく方向で進めます。

なので
  1. EPWINGに対して知る
  2. EPWINGに対してファイルを手に入れる。
  3. EPWINGに対して開く(閲覧する)ソフトウェアを導入する。
  4. EPWINGに対して開くソフトウェアに対して、手に入れたファイルを開ける状態にする。

といった流れで説明。


EPWINGに対して知る


ウィキペディアを見てといってしまえばそれまでなので簡単に。
EPWINGって何ですか?と聞かれれば電子辞書の標準形式ですとしか、言えない。
辞書の共通規格で、対応して開けるソフトがあればその環境で開けるよ、となっている。

なので、パソコンでも、スマートフォンでも環境で開けるソフトがあれば万事OK。

詳しくはウィキペディアの記事
別に詳しくなくても導入はできるので導入してからでも読めば大丈夫。

EPWINGに対してファイルを手に入れる。


購入してください。

けれど無料で作りたいといった人もいるでしょう。
それに実際に導入して見なければわからないといった人も多いでしょう。
購入しても他は良いけれども、動かないのは怖い。

なのでフリーの辞書ファイルを。
といってもウィキペディアなんだけれども。

本来はウィキペディアで色々ファイルを変換をしたりと手間暇書けなければいけないのだけれども、EPWINGの形式で配布している所があるのでそこからダウンロード。

どこから?
ここから boookends
なにを?
これを ウィキペディアデータ

別にここから出なくても問題なく、自前で容易できるならばこれで無くても問題ない。
torrentとかでずいぶん前のデータが流れていたりする。(Wikipedia以外も流れてる気がする)

多くの所で入手はできるが画像であったり、数式がおかしくなったりする。
ある程度の妥協は必要。

これ以外にもあるけれどもココでは代表してWikipediaでそれ以外のファイルも同じ感じに導入すれば何となくいける。

EPWINGに対して開く(閲覧する)ソフトウェアを導入する。


良くあるのが辞書ファイルを購入した物についてきた閲覧ソフトウェア使っているよ。
といったことがあるが、複数の辞書を多数入れたりすると挙動がおかしくなったり、そもそも多数の辞書を導入して一緒に見る設計に無かったりするので変更を推奨。


環境にもよるけれども
Windows環境でのお勧めはEBWin4
Vector ダウンロードからダウンロードして適宜自分の環境に合うようにインストール

AndroidではDroidWing気に入ったら有料版を買って協力してください。
EBPocket Free があるけれども、Androidの初期の方ではDroidWingの方が見やすかったり黒背景だったりで初期の方では優れていたので、私はDroidWingを使って居ます。

iOSではiDicを使って居たけれども、iOSの仕様変更でファイルの置く位置であったりなどトラブってから使ってません。
申し訳ないが自分で調べて良いと思える適当なソフトウェアを入れてください。

導入する際に気をつけてほしいのがファイル容量制限。

多くのプラットフォームでは問題ないけれども、一部の環境、特にFAT32、4GB以上のファイルが扱えない為注意してください。

NTFSでは問題ないけれどもちょっと前の外部HDDがFAT32でフォーマットされていると保存する際影響が出ます。
と同時にAndroidでもファイルフォーマットがFAT32になっていると同様の問題が起きるので注意。

ここは10年位すれば問題にならないとは思うけれども、記述します。

EPWINGに対して開くソフトウェアに対して、手に入れたファイルを開ける状態にする。


でココまでは比較的簡単、だっていつも通り。
通常道理にファイルのインストール。
ファイルのダウンロードだから。

でここからがややこしい。
EPWINGで一番面倒でややこしいのはここから。

ファイルを置いているのに反映されないといった事が良くある。
しかもAndroid等ではややこしさがさらに顕著。
なのでわかり易く。


まずは辞書ファイルまとめたファイルを全力でC直下に置く、C出なくても良いけれども、分かり易いところに




 CATALOGSといったファイルが必ず上位のファイルにあることに注意しておく。
すぐ上にファイルがあるので問題なく動く。
CATALOGSファイルがないように見えるけれどもこれより上のディレクトリにあるので問題なく動く。


各辞書ファイルごとに同じ名前のファイルがあるからといって削除してはいけない。
各辞書ごとに独立したファイルで非常に大事な役目があることに注意。

その後に辞書の再検索で辞書を見つける。
C直下だとアクセスが簡単、メンテナンスも簡単、このはではdicのディレクトリを選択。

Windows環境だからわかりにくいけれども式が画像ファイルで表されている。四則演算の所は画像ファイルで表示されている。
同じデータだけれども、Androidでは式が見にくいのがよくわかる。



Androidでのディレクトリ選択ではファイラでディレクトリのパスをコピーしてからすると楽。
今回の場合ではmydetastateに置いているのでそこら辺を選択。

Androidでのディレクトリの編集、大変に面倒くさい。
 
入れるファイルはこれだけ、これだけでもかなりの容量を消費している。

以上で導入終了、急ぎ足になってしまったけれども設定の仕方を書いた。

又注意点だがこのAndroidのアプリではブックマークの機能があるのだけれども、ブックマークの保存の方法がポインタでしているようなので辞書ファイルを変更するとブックマークが壊れるので注意が必要。

本当にローカルで保存しておくだけで便利。

デスクトップのパソコンでの恩恵はそれほどないが、ノートパソコンやタブレットなど、オンラインであったりオフラインであったりという場所が多いものでは非常に強力である。

下手な本を読むよりもWikipediaサーフィンを楽しむと本当に面白い。


パソコンで利用した辞書データを、スマートフォンに移動できると、結果的に節約にもつながるのでお勧め。
別の所で同じようなのを買ってなんか損した気分にならなく、また串刺し検索もできて、非常にすばらしい。

ただ企業的にはあまりすばらしく無く、利益が出にくかったりコピーに対しての対応ができないなど比較的伸びしろが少ないような規格なので、是非積極的に利用して行きたいところである。




特に広辞苑はあると便利でWikipediaと広辞苑の二本柱は本当に強力
気にいったら、購入を検討してみても良いかも。
英語もあると便利、私は入れてないけど必要だと思う人は入れても良いかも。
類語辞書は物書きをしてる人にとって必須。
私もほしいです。

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色々理由をつけるのは簡単だけれども色々理由があったりめんどくさかったりしたせいで長らく(数年単位)で更新しなかったけれども、今年度から悔い改めて更新刷るようにします。 いや、ほんと。 もう今日は4月の1日じゃ無いよ。2日だよ