2013年8月17日土曜日

あえてデメリットをメリットとして表記したら人はそれに気が付くか。

大体の商品にはうたい文句があったりする。

で分かり易いうたい文句もあればちょっと意味がわからない様なものまである。
問題なのは後者のちょっと意味がわからないの方。

わかりやすい例ではたとえばボールぺンなんかでは、「インク持ちが2倍(当社比)」とかである。

何となくは「ああこれは、今までのよりも長持ちするんだな。当社比だけど。」 と思えるわけだ。
人によっては「ボールペンで黒で塗りつぶす絵を描こうと思っていたところだ、これを使った方が途中でインク切れがなさそう」など惹かれる人もいるかもしれない。

がこのボールペンのインク持ちの真相は、筆記感がクソ過ぎてあんまり書きたくない。
インクの出が悪い様なボールペンである。

以前使った人がこの商品を見たら「何だこの商品は?この商品がクソ過ぎて新しくボールペンを買いに買いに文房具売り場に来たのに改善する気は無いのか、この会社の商品を買うのはやめておこう。」 となる。


この例では、この会社は嘘はついていないし、騙そうともしていない。
ただミスリードを誘っているだけ。
無論このうたい文句のおかげで買おうと思う人もいれば前述のように買う気をなくす人だっている。

良い点はこの会社は 「インク持ちが2倍(当社比)」という言葉を使っている点。
当社比ではあるけれども、実際にインクの持ちが良くなっているというのはこのうたい文句を見た人はほとんどプラス、すなわちメリットがあると理解できているはず。

じゃあもしこの会社が「インク持ちが半分」 「人に悪いインク」「ヒ素配合」としたら、消費者は買うのか?

多分だけれども買う人はいないだろうと思う。

ではもしも「環境に優しいDHMO配合」 と広告を打ったらどうだろうか?
無論DHMOはただ単に普通の水である。
また同様に「DHMO非配合!!」といった物も広告を打ったらどうなるのか?

多くの人は「メーカーがアピールするのだから良い物だろう」思う様に感じる。

私には水を配合しようが、配合しまいがどっちでもいいと思う、ただそれは水と知っているからである。


それでは現実には一体どういった様な事が行われているか。

例を挙げれば少し前のシャンプーである。
昔は「シリコン配合」といって広告を出していた。
が現在では「ノンシリコン」「シリコン非配合」として販売している。

又別の例では食品添加物として「ステビア不使用」としてアピールしていた物がその文面を削除した。

立ち位置を明確にするために私はシリコン反対派、ステビア賛成派である事を明記する。

私が言いたいのは、「消費者自体が何も考えず頭を空っぽにしてメーカーの言うことを盲信するのをやめろ」ということだ。

シリコンでもステビアでも、メーカーが良くなるからと言えば疑わずにつけるのはいかががな物かと思う。
シリコンに限らずその結果後で健康被害を訴えたところで、その消費者の責任が無いように振る舞うのはメーカーもまた消費者もどちらも少しずれているように感じる。


消費者もある程度の成分については情報化社会になりインターネットに限らず本でも調べることが容易になってる、そのような中で調べない、何もしないというのは怠慢でしかない。

メーカー側も甘味料をステビア→人工甘味料→ステビアになぜしてしまったのか、ちょっとどころではなく頭が悪い、悪すぎる。

簡単にステビアの説明をすると、健康にいい、病気の対策にもなる、砂糖よりも疾病リスクが少ない、自然由来の成分。
等々で要は人口甘味料などを作っている会社からすれば到底越えられることもできない壁になっていたので、ろくに検証をしていない論文でステビアに発癌性があるような論文を発表して自分達が製造している人口甘味料を使わせるように仕向けたのが実態。
どっちの言っていることが本当なのかわからないなら今すぐ検索検索!!

なお論文に書いてあるように再度実験しても同様のデータが得られない模様。

じゃあなんでこんなことがおきるのかというと「単純にミス」「そうしたほうが利益を上げられるから」「流行」などいろいろあるが最大の理由は「消費者がバカだから」最終的にはこれに尽きる。
本当に消費者が賢かったならば下手な広告も命取りになりかねない、逆にライバル企業が勝手に自滅するのを待つといったゲーム理論のように動くと思われる。

いろいろ書いてきた上で、まとめると「他人を信じるな、自分で調べて自分を信じろ。」



それを踏まえた上で口に入れるならば、天然由来のトリカブトか科学合成した重曹、あなたはどちらを入れるのか?


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色々理由をつけるのは簡単だけれども色々理由があったりめんどくさかったりしたせいで長らく(数年単位)で更新しなかったけれども、今年度から悔い改めて更新刷るようにします。 いや、ほんと。 もう今日は4月の1日じゃ無いよ。2日だよ